聖徳大学 図書館/教育・研究棟

聖徳学園は1990年四年制の聖徳大学の開学により幼稚園から大学までの一貫教育体制が確立された。1998年には大学院を開設し、さらなる充実を図りつつ現在に至っている。
当研究室が長年にわたりキャンパス調査・建築設計監理に携わった聖徳大学図書館/教育・研究棟プロジェクトは、2009年3月に竣工し同年9月に全館オープンした。この計画は、松戸キャンパスの旧1号館の建て替えにより、図書館を中心に教育・研究ゾーンを7号館から3号館まで連続的に形成しようとしたものである。キャンパスは高台にあるが、新1号館は北東側斜面を取り込んだ建築となっている。

図書館棟は5階(プラザレベル)を軽読書ラウンジと児童室のある導入階とし、6~7階を専門書と学術雑誌が並ぶ開架閲覧室に、4階をメディアパークとしている。また最上階には大学の誇る多くの貴重書を収蔵・展示する貴重書室を、下部の2~3階には自動書庫等を配している。
教育・研究棟はプラザレベルを学生ホールとし、その下階に各種の教室・研究室と香順メディアホールを配しているが、地下階の諸室の環境条件を良好に保つためライトコートを設け外光と緑を取り込んでいる。
延床面積32,445㎡。図書館蔵書収蔵力約100万冊。施工は竹中工務店。[設計監理は石本建築事務所と共同]